高齢化で寺院での行事も和風の椅子使用に

高齢者社会への移行とともに、法事などに参加する機会も増えてきました。

法事といえば思い出すのが、長時間正座した後の足の痺れでしょう。

ある程度若い頃までは足を崩すのは失礼にあたるとして何とか我慢していましたが、年齢を重ねるごとにそうも言っていられなくなりました。

多少長いお経の時間も、故人のことなどに想いを馳せながら痺れを我慢しているわけです。

しかし、それにお坊さんの説教などが加わってくれば、有り難い話も心ここにあらずといった感じで上の空で聞いてしまうのです。

しかし最近では、寺院用の和風の椅子などが揃えてある寺院などもあるようです。

高齢者のことをよく考えてある椅子であり、そのように気を配った椅子が置かれている寺院には感心してしまいます。

まさに、高齢者社会のことをよく考えてある、信徒の気持ちを汲んだサービスということで知人たちにも紹介したくなります。

もちろん洋風のものでも構わないわけですが、お寺の和風の雰囲気を崩さないように気を配ってあることも感じられて気分が良くなるわけです。

今後ますます法要に行く機会も増えそうですが、同年輩に会う機会が法要の席となってもそこそこ楽しい気分になれるのです。

法要の席への出席者の顔ぶれが変わっていくのも、それはそれで考えさせられるものがあるものです。

冗談混じりで、次はだれの順番になるかなど言い合ったりそるのも高齢者ならではなのです。

もちろん、それは自分も含めての話になるわけです。